女子バレーボール情報部sato

女子バレーボールのちょっと気になることやどうでも良いことをまとめていきます!

PVアクセスランキング にほんブログ村

【春高バレー2023】東京都代表決定戦!下北沢成徳春高出場ならず

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

11月13日(日)に第75回 春高バレー

東京都代表決定戦が行われました!

下北沢成徳をピックアップしてご紹介します。

 

 

 

目次

 

 

トーナメント表

↑東京都高等学校体育連盟バレーボール女子部より

 

 

準決勝 下北沢成徳文京学院大

■第1セット

スタメンの3名が1年生、1年生のセッターを起用するのは初めての下北沢成徳。序盤はその1年生セッターの小山選手のサービスエースもあり好調な滑り出しとなる。佐藤選手のバックアタックも決まっていたが成徳はフェイントが拾えなかったり文京の諸田選手のバックアタックを決められ15-17と逆転される。その後古川選手のサービスエースや柳選手のクイック攻撃が決まり20点までは均衡した対戦となる。しかし文京が先にセットポイントを取りそのまま23-25でセットを取られる。

 

■第2セット

下北沢成徳は4連続得点と第1セットと同じく序盤は好調の滑り出し。古川選手や谷島選手のスパイクが決まり6連続ポイントで14-7とリードを広げる。文京は成徳の古川選手をサーブで狙いサービスエースを取られる場面もあったが、古川選手のスパイクや柳選手のブロック得点で20-11と突き放す。そのまま点差は縮まらず成徳が25-15でセットを取り返す。

 

■第3セット

盤古川選手がサーブで狙われ文京が3連続得点で1-4となる。古川選手はサーブレシーブから外れて対応するが佐藤選手のスパイクミスも重なり4-9となったところで成徳はタイムアウトを取る。古川選手のブロック得点で流れを掴みかけたが文京にサービスエースを取られ10-15と差は縮まらない。古川選手のスーパーレシーブもあったがラリーを取り切れず13-20と崖っぷちの状況となる。終盤古川選手のスパイクとブロック得点で3連続得点となり17-21と差は縮めたが追いつけず20-25で文京の勝利となった。

 

下北沢成徳の得点(個人調べ)

第1セット

① 谷島選手ースパイク本数7本 スパイク得点3点

② 古川選手ースパイク本数11本 スパイク得点5点 サーブ1点

③ 佐藤選手ースパイク本数12本 スパイク得点6点 ブロック1点

⑫ 柳選手ースパイク本数7本 スパイク得点4点

(ダイレクトスパイク含む)

 

第2セット

① 谷島選手ースパイク本数12本 スパイク得点6点

② 古川選手ースパイク本数12本 スパイク得点8点 ブロック1点

③ 佐藤選手ースパイク本数6本 スパイク得点2点

⑩ 中田選手ーブロック2点

⑫ 柳選手ーブロック1点

 

第3セット

① 谷島選手ースパイク本数11本 スパイク得点3点

② 古川選手ースパイク本数11本 スパイク得点8点 ブロック2点

③ 佐藤選手ースパイク本数5本 スパイク得点1点

⑫ 柳選手ースパイク本数1本 スパイク得点1点 ブロック1点

 

 

3位決定戦 下北沢成徳共栄学園

■第1セット

両校ともに1年生が3人入る顔合わせとなる。共栄学園は序盤1年生エースの秋本選手にトスを集め6-7。成徳は谷島選手のスパイクミスや古川選手のスパイクが連続でブロックされ12-16とリードされる。しかし柳選手が共栄学園の秋本選手をブロックし更に谷島選手のブロック得点もあり17-19と2点差まで詰める。共栄学園サービスエースで再び4点差となるが、佐藤選手の連続スパイク得点などで4連続得点し21-21と同点とする。古川選手のスパイク得点で逆転し24-22と成徳が先にセットポイントを取る。しかし最後は古川選手と共栄学園の秋本選手の打ち合いが繰り広げられ共栄が再び逆転、共栄学園サービスエース24-26と逆転され第1セットは共栄学園が取る。

 

■第2セット

序盤成徳は谷島選手や古川選手のスパイクがブロックされるが佐藤選手がスパイクを決め5-3とリード。更に佐藤選手のサービスエースや古川選手のダイレクトスパイク、共栄学園のミスが続き13-8と流れは成徳に。しかし古川選手や佐藤選手のスパイクが共栄学園の秋本選手に3連続でブロックされ14-13となる。終盤共栄学園のミスもあり点差は離れ最後は谷島選手のスパイクで25-20と成徳が取り返す。

 

■第3セット

序盤共栄学園は3連続得点と好調に滑り出すが谷島選手のスパイクで1-3の始まりとなる。古川選手のスパイクが共栄学園の秋本選手にブロックされ、更に共栄学園の秋本選手のサービスエースで2-7と差が広がる。中盤佐藤選手のブロック得点や古川選手のスーパーレシーブからスパイクを決めるがサーブのミスなどで差は縮まらない。終盤谷島選手と共栄学園の秋本選手のスパイク打ち合いでラリーとなるが共栄学園のミスで18-22と差を少し縮める。共栄学園は秋本選手にトスを集め19-24と先にセットポイントを取られ、最後も秋本選手がスパイクを決め20-25共栄学園の勝利となった。

 

下北沢成徳の得点(個人調べ)

第1セット

① 谷島選手ースパイク本数8本 スパイク得点5点 ブロック1点

② 古川選手ースパイク本数19本 スパイク得点6点

③ 佐藤選手ースパイク本数6本 スパイク得点3点

⑫ 柳選手ースパイク本数1本 スパイク得点1点

 

第2セット

① 谷島選手ースパイク本数11本 スパイク得点6点

② 古川選手ースパイク本数10本 スパイク得点3点

③ 佐藤選手ースパイク本数11本 スパイク得点4点

⑫ 柳選手ーブロック1点

 

第3セット

① 谷島選手ースパイク本数17本 スパイク得点5点

② 古川選手ースパイク本数11本 スパイク得点6点

③ 佐藤選手ースパイク本数5本 スパイク得点0点 ブロック1点

⑫ 柳選手ースパイク本数1本 スパイク得点1点

 

 

試合結果

第1代表:八王子実践

第2代表:文京学院大

開催地代表:共栄学園

 

 

まとめ

下北沢成徳は小川監督のラストイヤーで選手としても勝ちたい試合だったが悔しい結果となった。インターハイの東京都予選は下北沢成徳が1位で全国大会でも上位になる実力のあるチームだが、春高バレーの東京都代表決定戦の特に準決勝はここ数年負けることが多い印象である。下北沢成徳に限った話ではないがこの東京都代表決定戦はそれだけプレッシャーの掛かる試合なのだろう。

武田キャプテンの怪我もありスタメンの内3人が1年生となった今大会。ミドルには1年生が2人入っておりどうしても打数が少なくなる。1年生2人(中田選手、柳選手)は180㎝を超える身長がありまだまだこれから成長してくれるだろう。

下北沢成徳は平均身長も高くブロック力もあるが今大会ではブロック本数は少なかった印象である。谷島選手と古川選手は特にマークされスパイクを決められない場面も多かった。古川選手はインターハイ後からミドルからアウトサイドヒッターに変わり難しい部分もあったと思うが、十分に下北沢成徳のエースとして活躍していた。今後どのような進路となるかは現時点では不明だがいずれ全日本で活躍できる選手になることを期待したい。